古武術の発見「マニュアル(大脳)のオート化こそが達人の領域。マジック・ハンドの動き」

光文社の『古武術の発見』養老孟司、甲野善紀 対談 を拾い読みして、
記憶にとどめたいポイントを以下にメモしました。


甲野「型というのは『癒着をはがすための基本動作』、・・・日常的にパターン化した筋肉なり身体感覚のブロックをバラバラにすること」
  「武術の場合は、いろんな筋肉とか、それに付随する感覚というのものも、別々にむりやり引き離して、それぞれを独自に動かすことから始めなければいけません。しかも、完全に別々に動いたらまた意味がないんであって、別々に動いていながら、有機的な関連もあるようにしていく。これが術。」

養老「甲野さんは、円を基本とする動きよりも、井桁というか平行四辺形を基本とした動きの方が効率がいいとお考えになったわけですね。」

甲野「平行四辺形がつぶれるような形で力が伝わると、マジック・ハンドじゃないですけれども、先と元が同時に動くために、打ち、突きのようなスピードが要求される技についても円の動きよりはるかに効率がいいんです。」

養老「マニュアルは大脳の機能、オート化は小脳の機能」
「名人クラスの人になると、運動と同時に身体知覚系についても、普通の人とちがった感覚をもつようになっているはずですし、そういった訓練をしている」
「意識的な操作を何回もくり返していって、覚えていっている」

甲野「そういうふうにオート化した技は、ふつうの人がいくらがんばってマニュアルのレベルでやろうとしても、絶対にむり」


名人はマニュアル越えるマジック・ハンド   播磨公

平行四辺形の動きは忍者かな   播磨公

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