世界経済

100年に1度の不況と言われてきたが、ようやく世界経済の悪化に歯止めがかかってきた。
G8の声明で、その認識が示された。
これからは財政の健全化。
我が家計も今後10年が正念場になる。


成長や頑張れ発展途上人  播磨公




以下、財務省HP参照
http://www.mof.go.jp/sinchaku.htm
G8財務大臣会合声明のポイント
[2009年6月13日 於:イタリア・レッチェ]
我々G8の財務大臣は、進行中の世界的な経済・金融危機への対応に引き続き集中している。我々は、金融セクターを安定させ、経済成長回復に向けた刺激を与えるため、力強い行動を協調してとってきている。我々の経済には、株式市場の回復、金利スプレッドの縮小、企業・消費者の信認の改善など安定化を示す兆候があるが、状況は依然として不確実であり、経済・金融の安定に対する大きなリスクが引き続き存在する。
生産が増加し始めた後も、失業は増え続ける可能性がある。G8諸国は、危機が雇用に与える影響を軽減し、景気回復期における雇用の拡大余地を最大化するよう、引き続き行動を実施する。こうした行動には、焦点を絞った積極的な労働市場政策の促進、技能開発の強化、効果的な社会的保護システムの確保、及び、労働市場をより広範な構造変化に対応しうるものとすることなどが含まれる。
消費者及び投資家の信認が完全に回復し、安定した金融市場と強靱なファンダメンタルズ(※1)により成長が裏打ちされることを確保するよう、我々は引き続き注意を怠ってはならない。我々は、引き続き物価の安定及び財政の中期的な持続可能性と整合的なマクロ経済上の刺激を与え、貸出を回復することなどを通じて、世界経済を強固で安定した持続可能な成長軌道にのせるために必要な方策を講じる上での、他の国々との協働を継続する。我々は、必要に応じ、銀行の流動性・資本ニーズに対処し、また、システム上重要な金融機関の健全性を確保するため必要なあらゆる行動をとるとのコミットメント(※2)を改めて確認する。
我々は、危機に対応するためにとられた例外的な政策を、景気回復が確実となった際には元に戻すための適切な戦略を用意する必要について議論した。これらの「出口戦略」は、国により異なり得るが、長期的に持続可能な回復を促進するために不可欠である。我々はIMFに対し、このプロセスに関し我々を支援するため、必要な分析的作業を行うよう求めた。
短期的な経済の安定は決定的に重要である一方で、我々は眼前にある他の課題についても議論した。
危機は、適切性、健全性及び透明性の基準への我々のコミットメントを強化することの重要性を明らかにした。こうした問題に包括的に対応するため、我々はレッチェ・フレームワーク~国際的な企業や金融機関の行動に関する共通の原則・基準~を策定する必要について合意した。これは、既存のイニシアティブに立脚し、長期的に安定した成長軌道のための基礎を築くものである(詳細は別紙参照)。我々は、G20及びそれ以上のより広範な場に拡大していくことを視野に入れて、このイニシアティブを進展させるため他の国際的なパートナーと協働することにコミットしている。
我々は、我々の国内及び国際的レベルでの金融規制の改革について議論した。我々は、ロンドン・サミットにおける決定を速やかに実施しており、世界的な金融安定や国際的な競争条件の公平を確保するための我々の努力に加わるよう、G8以外の国々に求める。我々は、適切な国際機関に対し、これらの決定の実施を注意深くモニターするよう慫慂(しょうよう=そうするように誘って)する。我々はまた、金融安定理事会に対し、健全性基準の遵守と国・地域との協力を促進するための措置の項目表を策定するよう求める。
我々は、税目的の情報交換に関する協定の交渉が進んでいることを歓迎。我々は、OECD(経済協力開発機構)基準の実施に関する更なる進展と、途上国を含む可能な限り広範な国・地域の関与を慫慂する。同一の基準の遵守を評価する効果的なピア・レビュー(※3)・メカニズムを開発することもまた必須である。この作業は、拡大されたグローバル・フォーラム(※4)によって実現され得る。我々はまた、次回のOECD閣僚会合において、タックスヘイブン(※5)に取り組むG20合意の進捗に関するアップデートが行われることを期待。
我々は、FATF(※6)が、資金洗浄、テロ資金供与に対する闘いのためG20に関与することを歓迎する。我々はまた、次期相互審査の準備、国際協力の促進、脆弱な国・地域に対する措置の強化を含め、国際基準の改善とその世界的な履行につきFATFと協働することにコミットする。FATFは、9月までに非協力的な国・地域の特定に関する進展について報告すべきである。我々は、不法な資金供与から金融システムを守り、イランへの対抗措置を実施する、特にイランの金融機関とのコルレス契約(※7)により引き起こされるリスクを軽減する、との各国に対するFATFの要請を支持する。
我々は、国連安保理決議第1874号の中で、他の措置とともに設定された北朝鮮に対する金融措置の実効的かつタイムリーな履行にコミットする。
景気回復を促進し、長期的な成長を維持するため、我々は保護主義を回避するとのコミットメントを再確認し、ドーハ・ラウンド(※8)の野心的な妥結に向け作業を続けることにコミットする。ロンドンで4月に公表された貿易金融支援の迅速な実施が、とりわけ新興国・途上国に対する貿易フローの回復のために不可欠。一次産品価格の過度の変動は、成長へのリスクとなる。我々は、一次産品のデリバティブ市場に関するIOSCO(※9)の作業を検討することを含め、世界的な一次産品市場の機能と透明性を改善する方策を検討する。
我々は、IMFに対しその貸付能力拡大に必要なリソースを与えるための努力を主導してきた。我々はロンドン・サミットでのコミットメントの迅速な実施に完全にコミットしており、他の国々がこれに参加するよう促す。我々はまた、金売却その他の方法を通じて、新歳入モデルと整合的な形でIMFの譲許的貸付能力を大幅に増加させる方策を探求しており、IMFが低所得国に対する譲許性を増加させる余地を探ることを促す。IMFが現代の世界経済において決定的に重要な役割を果たせるよう、IMFを改革することに引き続きコミットしている。世界銀行や他の国際開発金融機関が採っている行動は、世界的な危機に対応する重要な景気循環緩和の役割を強調するものであり、これを歓迎する。合意された中長期的な戦略に基づく徹底的な資本需要分析を含め、これらの機関の資本状況の包括的な見直しを行った上で、我々は、追加的な資本の必要性につき検討する用意がある。追加的に検討すべき要素には、各機関間の明確な役割分担と協働、バランス・シートの柔軟性の拡大、良きガバナンス、より良好なリスク管理、援助の効果的な活用、革新的手法の促進の進展、世界の最貧層に十分な焦点を当てることが含まれる。
2007-2008年の食糧危機は貧困層の生活状況に痛烈な影響を及ぼし、持続可能な農業投資を促進する緊急の必要性に注意が向けられた。我々は、再度、貧しい途上国における中長期的な食糧安全保障に対処することをコミットする。我々は、持続可能な農業生産性の向上や食糧安全保障を目指し、小規模農家の援助、天然資源の保護、インフラ支援、技術革新、及び民間投資の誘引に特に焦点を当てて、二国間で、及び、既存の国際機関を通じて、これら諸国における投資を増加させる。我々は、世界銀行、アフリカ開発銀行、国際農業開発基金(IFAD)による共同イニシアティブの可能性につき議論し、ラクイラ・サミットで議論を進めるべく、この分野における更なる作業を支持した。我々は、世界の最貧国の保健システムにおける進展を加速する提案を示すハイレベルタスクフォースの報告書の公表に留意する。
我々は、気候変動の経済、金融及び開発の側面を議論した。これは世界的かつバランスの取れた解決を必要とする地球規模の課題であり、国連気候変動枠組条約(UNFCCC)プロセスにおける野心的で効率的、効果的かつ公平な成果を求める。将来的な資金及び投資に対するニーズは大きいため、真の排出削減を達成するためにあらゆる資金を最も効果的に活用すること、これらの資金が非常に効率的で調和の取れた公平な手法を通じて用いられること、また、民間資金の動員に市場に基づく仕組みが中心的役割を果たすことが不可欠である。先進国が引き続き主導的役割を果たすべきだが、後発開発途上国を除く全ての国が、測定・検証・報告可能な緩和行動及び資金参加にコミットすべきである。適応は開発の課題であり、したがって、国際的に動員された資金は、主として最貧国を対象とし、これら諸国の開発戦略に完全に統合され、効果的な援助の原則に従う必要がある。
注)
※1)ファンダメンタルズ:一国の経済状態を判断するための基礎的条件。経済成長率・物価上昇率・失業率・国際収支など。
※2)コミットメント:約束。誓約。公約。確約。「近隣諸国との―を守る」2 かかわり。かかわりあい。関与。介入。「政治への―の意思を明確にする」
※3)ピア・レビュー:プログラムやプロジェクトの内容に対して、各分野の外部専門家(ピア)の客観的な審査(レビュー)を受け、アドバイスを得るというもの
※4)グローバル・フォーラム:国際対話
※5)タックスヘイヴン (tax haven) とは、税金が免除される、もしくは著しく軽減される国・地域を指す。「租税回避地」とも呼ばれる。
※6)FATF(金融活動作業部会): 1989年のアルシュ・サミット経済宣言を受けて設立された資金洗浄(マネー・ローンダリング)対策の国際協調を推進するための多国間の枠組み。2001年の米国同時多発テロ事件を機に、テロ資金対策にも取り組んでいる。G7を含む32カ国・地域、2国際機関がメンバー。
※7)コルレス契約:日本の銀行が海外の銀行と結ぶ、為替業務の代行に関する契約
※8)ドーハ開発ラウンド(Doha Development Round):、貿易障壁をとり除くことを目的として世界貿易機関(WTO)が主催する国際会議。欧州連合とアメリカ合衆国および発展途上国との間の対立によって議論はこう着状態に陥っている。発展途上国は主にG4ブロックによって代表されるG20発展途上国諸国がある。
※9)IOSCO(イオスコ):各国の証券監督当局や証券取引所等から構成されている国際的な機関のこと。
公正で効率的な証券市場の育成・整備を目的とし、証券監督に関する原則・指針等の国際的なルールの策定等が行われている。


The Lecce Framework: Common Principles and Standards for
Propriety, Integrity and Transparency
We are in the middle of the worst crisis since the Great Depression. The breadth and intensity of the prolonged downturn have revealed the importance of strengthening our commitment to standards of propriety, integrity and transparency. Excessive risk taking and the violation of these basic principles contributed to undermine international economic and financial stability. This occurred both in areas that relied on self regulation and market discipline and in fields with formal rules and oversight, revealing flaws in the functioning of markets.
For the market economy to generate sustained prosperity, fundamental norms of propriety, integrity and transparency in economic interactions must be respected. The magnitude and reach of the crisis has demonstrated the need for urgent action in this regard. Reform efforts must address these flaws in international economic and financial systems with resolve. This will require promoting appropriate levels of transparency, strengthening regulatory and supervisory systems, better protecting investors, and strengthening business ethics.
Today, we, the G8 Finance Ministers, discussed the need for a set of common principles and standards for propriety, integrity and transparency regarding the conduct of international business and finance. We have agreed on the objectives of a strategy, “the Lecce Framework”, to create a comprehensive framework, building on existing initiatives, to identify and fill regulatory gaps and foster the broad international consensus needed for rapid implementation.
The Lecce Framework recognizes that there is a wide range of instruments, both existing and under development, which have a common thread related to propriety, integrity and transparency and classifies them into five categories: corporate governance, market integrity, financial regulation and supervision, tax cooperation, and transparency of macroeconomic policy and data. Specific issues covered include, inter alia, executive compensation, regulation of systemically important institutions, credit rating agencies, accounting standards, the cross-border exchange of information, bribery, tax havens, non-cooperative jurisdictions, money laundering and the financing of terrorism, and the quality and dissemination of economic and financial data. International institutions and for a have already developed a significant body of work addressing a number of important issues in these areas, but, in many cases, the initiatives suffer from insufficient country participation and/or commitment.
Today, we agreed to create a coherent framework which builds on work done by the IMF, World Bank, OECD, FSB, FATF, and other international organizations, to strengthen the global market system. To ensure effectiveness, we will make every effort to pursue maximum country participation and swift and resolute implementation. We are committed to working with our international partners to make progress with the Lecce Framework, with a view to reaching out to broader fora, including the G20 and beyond.

(野球メモ)
息子の野球の練習試合観戦
2試合目、珍しく勝利(金星)。3年生ピッチャーが完投。

1試合目(3年生中心)  ●J 1対10? 山陽
2試合目(2年生中心)  ○J  5対2 山陽


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